trip / 台湾茶の旅

林愷倫の台湾茶の旅1

■本物の阿里山茶を求めて

僕は阿里山がとても好き。以前は、1年に4、5回行っていたこともあります。
空気がいいし、お茶も食べ物もおいしい。日の出も日没もキレイなんです。
冬は雪が降ることもあり、夏はとても涼しいんですよ。
散歩して、素朴なお料理を食べて、おいしいお茶を飲んで…。本当に癒されます。

阿里山国家風景区があるのは嘉義県東部。
海抜200メートルから2000メートル級までの山々が連なっています。
春の桜や1年中見られる蛍、雲海やご来光を見に来る観光客も多い。
台北からだと、車で約8時間。
觸口にある阿里山国家風景区管理処からは、急な山道のドライブです。
登っていくにつれ、熱帯林、亜熱帯林、温帯林と回りの景色が変わっていきます。
途中、茶畑が多いことにも気づくでしょう。
急な山の斜面に、ぎっしり茶木が植えられている地区もあります。
製茶所もたくさん見られます。
季節には、茶摘みをしている女性達の姿も。
突然、霧が流れ出して来て、あたりが真っ白になる区域もあります。
茶畑の上を白い霧がふわふわ漂う光景は、とても幻想的。
思わず車を停めて見とれてしまうほど。
お茶の木の香りもふんわり一緒に流れてくるような気がするんです。
阿里山茶区の海抜は800メートルから1400メートル。
年中雲や霧に覆われ、日照時間が短く、湿気が多い気候。
それがお茶にとって、とてもいい環境なのだそうです。

台湾友茶 TAIWAN FRIEND TEAwww.taiwan-friendtea.com

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